不動産一括査定とは？サイトの選び方や利用する際のポイントを解説！

不動産売却の査定を依頼する際、直接不動産に足を運ぶのが一般的です。しかし、近年、ネットから査定を依頼する方法が主流になっています。

しかし、不動産一括査定サービスを利用するのが初めての場合、不安や分からないことが多いです。そのため、利用する前にサービスの仕組みや特徴、選び方について把握しておく必要があります。

そこで本記事では、不動産一括査定サービスの特徴や仕組み、選び方などについて解説します。不動産売却を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

不動産一括査定とは？

通常、不動産に査定を依頼する際は、自分で不動産会社に足を運び、査定を依頼して、見積もりを出してもらいます。

不動産一括査定サービスは、スマートフォンやパソコンから情報を入力するだけで、複数の不動産会社に査定を依頼できるものです。売却予定物件の詳細と個人情報を入力するだけで、複数社の査定額を比較できるため、とても便利です。

不動産一括査定サービスの仕組み

通常、売却予定の不動産の査定を依頼する際は、1社ずつ足を運び、査定を依頼します。しかし、不動産一括査定サービスは、サイトの運営会社が依頼人の代わりに物件の査定依頼を複数社と仲介するものです。

不動産一括査定サービスでは、土地面積や建物面積(専有面積)、物件の住所、築年数、構造を入力します。

複数の不動産会社に足を運ぶ場合と違い、査定担当者と会う必要がなかったり、手間なく、かつ早く複数社へ依頼できるのがメリットです。

不動産一括査定の査定方法

不動産一括査定の査定方法は以下2つあります。

査定方法	詳細	査定期間
机上査定	過去の取引データや公示価格、物件の条件をもとに不動産会社の担当者が査定する	3日ほど
訪問査定	実際に不動産会社の担当者が物件を訪問し、物件の状態や周辺環境を見て査定する	1週間ほど

机上査定は、物件価格の目安や訪問査定依頼先の選定材料として把握するのにおすすめです。上記2つの査定方法以外にも、AI査定と呼ばれるものもあります。査定額の精度は下がりますが、とりあえず相場を把握したい方におすすめです。

悪質な不動産会社を排除できる

不動産一括査定サービスは、そのサービスと提携している不動産会社のみ査定を依頼できます。

サービスを運営している会社は『不動産会社の獲得』『査定利用者の獲得』の両方が大切です。しかし、提携先に悪質な不動産会社がいると、利用者からの評価が落ち、利用する人が減ってしまいます。そのため、不動産一括査定サービスには悪質な不動産は少ないです。

不動産一括査定サービスは、悪質な不動産会社を排除し、査定を依頼できます。

自分に合った不動産一括査定サービスの選び方

不動産一括査定サービスの選び方を以下6つ紹介します。

• 会社の信頼度
• 対応エリア
• 近隣の売却事例をチェックする
• 提携者数
• 売却不動産との相性
• 同時査定依頼数

自分や売却予定の不動産に合ったサービスを選びましょう。

会社の信頼度

不動産一括査定サービスで査定を依頼する際は、ネット上に個人情報を入力しなければいけません。そのため、運営会社のセキュリティや個人情報の取り扱い方を確認しておくことが重要です。

安心して不動産一括査定サービスを利用するために、以下の点に着目してみてください。

• 運営実績が長い
• 上場企業
• 大手グループ会社
• プライバシーマークなどを取得している

上記すべてを満たす必要はありませんが、複数該当する場合は、セキュリティ面で安心できるでしょう。

対応エリア

売却を検討している不動産が、サービスに対応していないと査定を依頼できません。そのため、サービスを利用する前に、エリアに含まれているか確認しておきましょう。

また、全国に対応している不動産一括査定サービスでも、各都道府県の都市部でしか利用できない場合もあります。提携不動産会社の数が多いと、郊外でも利用できるサービスが高まるので、チェックしてみてください。

近隣の売却事例をチェックする

不動産売却をするにあたり、相場を把握することは重要です。そのため、近隣の売却事例など必要な情報を提携しているかもチェックしておきましょう。

売買のスケジュールや近隣の売買事例などが詳しく解説されていると、不動産売却について理解を深められます。近隣の売買事例を参考にすると、提示された査定額と近いか、相場通りなのかを確認できます。

不動産に関するさまざまな情報を発信しているサービスは、初めて不動産を売却する方も安心です。サービスを通じて、不動産売却について理解を深められます。注意すべき点を事前に把握しておくと、スムーズに取引も進められます。

提携社数

不動産一括査定サービスを選ぶ際は、提携者数も要チェック項目です。提携者数が多いと、それだけ多種多様な不動産会社が加入している可能性があり、よりたくさんの査定結果を比較できます。

都市部の居住用物件を売却する場合でも、より多くの不動産会社の査定を受けられると、正確な相場を把握しやすくなります。

提携者数が1,000社未満などの場合、選択肢が狭まってしまうため、複数の一括査定サービスを併用し、なるべくたくさんの不動産会社に査定を依頼しましょう。

売却不動産との相性

不動産一括査定サービスの多くが、幅広い物件種別に対応しています。しかし、中には物件種別が限定されているものもあるため、売却予定の不動産が対応しているかもチェック項目です。

物件種別が限定されていることはデメリットではなく、的を絞った適切な不動産会社の選定が行われているというメリットもあります。

また、売却を検討している不動産がサービスの得意分野に当てはまっていると、より有益な査定が期待できます。

同時査定依頼数

不動産一括査定サービスは複数社の査定額が比べられるのがメリットです。そのため、サービスを選ぶ際は、同時査定依頼数をチェックしておきましょう。

また、複数社を比較することで、あらゆる視点からの評価が受けられます。少なくても3〜5社に依頼しましょう。

しかし、必ずしも1つのサービスに絞る必要はなく、不動産一括査定サービスを併用する方法もあります。

実績が豊富な不動産査定サイトを選ぶ

不動産一括査定サービスを選ぶ際は、査定実績が豊富なサービスがおすすめです。なぜなら、実績が豊富なサービスは、不動産売却に関するノウハウが蓄積されているからです。

また、評価が高いサイトは、大手不動産会社や査定サービスを利用した方からの信頼が高いため、実績が豊富な傾向もあります。

累計成約件数や査定実績などは不動産一括査定サービスのホームページに記載されているので、チェックしておきましょう。

不動産一括査定サービスを利用する際は、個人情報を入力します。そのため、実績が豊富、かつ評価が高いものを選びましょう。

不動産売却する際は複数社に相談しよう

不動産を売却する際は、複数社に依頼し、比較検討することが大切です。比較することで、物件を『高く・早く』売却できる不動産会社が見つかります。

査定額は不動産会社によって異なります。そして、不動産会社には得意分野があるため、不動産を売却する際は、複数社に査定を依頼するのが重要です。

不動産売却は大切な資産を扱う重要な取引なので、複数社に依頼し、査定額や対応を比較し、納得のいく売却を目指しましょう。

横浜市で不動産売却を考えているなら、ベンハウスがおすすめ

ベンハウスは横浜に拠点を置き、不動産仲介と分譲住宅事業などを展開している地域密着型の不動産会社です。スタッフには宅建士・土地建物に関する資格者も多数在籍しており、不動産に必要な税務や関連知識も豊富です。経験豊富であらゆるニーズに柔軟に対応しています。不動産ポータルサイトや指定流通機構も最大限に活用した不動産売却をサポートしています。

無料相談や査定を実施しているので、横浜で不動産売却を検討している方は相談してみてください。

まとめ

本記事では、不動産一括査定について特徴や仕組み、選ぶポイントなどを詳しく解説しました。不動産一括査定は同時に複数社に査定を依頼できる便利なサービスです。しかし、要望や売却予定の不動産に合ったサービスを利用する必要があります。

また、不動産を売却する際は、不動産の資産価値や相場を把握しておくことが重要です。そのため、不動産会社を選ぶ際は、売却するタイミングや税金などについても相談できるところを選びましょう。

最後に横浜市で不動産売却する際に、おすすめの不動産会社も紹介しているので、参考にしてみてください。