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ホームインスペクションの費用相場とは?内訳や注意点も詳しく解説

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ホームインスペクションの費用

「ホームインスペクションの費用はどれくらい?」

「ホームインスペクションの注意点は?」

ホームインスペクションとは、ホームインスペクターという専門家による住宅診断のことです。住宅を売却する際、ホームインスペクションを実施するかどうか迷う方も多いでしょう。

ホームインスペクションには費用が発生するため、事前にしっかりとサービス内容を把握しておくことが重要です。

そこで本記事では、ホームインスペクションの費用相場や内訳・注意点・メリット・デメリットを解説します。あわせて、不動産会社を選ぶポイントについても解説しているため、ぜひ参考にしてください。

また、以下の記事では横浜市で不動産売却を考えている方に向けて、おすすめの不動産会社を紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。

目次

ホームインスペクションとは?

ホームインスペクションとは、住宅の状態を把握するための、ホームインスペクターによる検査のことです。ホームインスペクターは、専門の知識と経験を持ち、住宅の構造や設備、外観などを細かくチェックしてくれます。

ホームインスペクションを実施することで、住宅の状態を客観的に把握し、潜在的な問題や劣化箇所を早期に発見することが可能です。修繕や補修の必要性を判断できるほか、調査結果を買主に提示することで、後々のトラブルを回避できるでしょう。

ホームインスペクションの費用相場

ホームインスペクションの費用相場は、地域や住宅の種類・サービスなどによって変わります。建物の築年数の違いでは、一般的に料金は変わらない会社が多い傾向にあります。また、基本料金でどこまで点検してくれるかは、会社によって異なるため、事前に確認しておくのがおすすめです。

それぞれの建物で費用の目安を解説します。

戸建て

一般的な30坪程度の戸建ての場合、目視で行うホームインスペクションの費用相場は5~7万円程度です。目視で判断できない箇所を追加で調査する場合には、10万円を超えることもあります。

ホームインスペクションの実施は、1~5時間程度で終わります。目視で判断できない場合には、さらに時間がかかるでしょう。

マンション

一般的な70㎡程度のマンションの場合、費用相場は4~6万円程度です。100㎡を超える場合には、追加料金がかかることもあります。マンションは目視での調査が基本となるため、ホームインスペクションの実施は2時間程度です。

内覧会同行サービス

新築住宅の内覧会に、ホームインスペクターが同行するサービスである内覧会同行サービスを提供している会社もあります。費用相場は、物件や検査の種類により異なり、戸建ては5~7万円、マンションは4~6万円程度が相場です。

戸建ては検査する箇所が多いため、マンションよりも費用が上がる傾向があります。また、目視で判断できない箇所を調査すると、10万円を超えることもあるでしょう。

内覧会同行サービスを利用しても、一般的なホームインスペクションと同程度の費用になります。

ホームインスペクション費用の内訳

ホームインスペクション費用の内訳は、以下の表を参考にしてください。

費用詳細
人件費ホームインスペクター・事務スタッフなどの人件費
出張旅費実施先への交通費・駐車場代・オプションの調査機器の使用料
報告書作成費用紙代・インク代・郵送費など報告書を作成する際にかかる費用
広告宣伝費ホームページの作成・維持費用やチラシなど広告・宣伝にかかる費用

ホームインスペクションにかかる費用の中には、上記のような項目が含まれています。

ホームインスペクションを利用する流れ

ここからは、ホームインスペクションを利用する流れを、4つにまとめて紹介します。

住宅の資料準備

まずは、住宅の資料を準備しましょう。

ホームインスペクションの申し込み時に間取りや敷地面積といった住宅の状況がわかれば、建物の種類や広さに加えて調査箇所が詳細にわかるため、詳しい調査時間の案内ができます。

ここでいう住宅の資料とは、具体的に次のようなものを指すことばです。

  • 台帳記載事項証明
  • 耐震基準適合証明書
  • 住宅の間取りがわかる資料 など

加えて、建築年月日を証明して耐震性の有無を確認するといった瑕疵保証を利用するためにも、住宅の資料が必要になります。事前に、住宅資料を手元に用意しておくことが賢明です。

ホームインスペクション会社への依頼・申込

つづいて、ホームインスペクション会社への依頼・申込を行います。

ホームインスペクション会社により評判は異なるため、ミツモアXで口コミ・評判を確認して納得した業者に依頼するのが賢明です。

加えて、ホームインスペクションの費用も会社により違いがあります。そのため、利用者の口コミ・評判の良いホームインスペクション会社を2~3社ピックアップして、見積もりを取る方法が有効です。

依頼するホームインスペクション会社が決まり次第、問い合わせを行い依頼と申込を行いましょう。

ホームインスペクションの実施

申し込みで日程調整を行うと、ホームインスペクションが実施されます。ホームインスペクションは外壁や給湯器の調査といった外回りから実施して、住居内へ進むのが一般的です。

住居内では、小屋裏や床下の点検口から入り調査を行います。また、トイレやお風呂などのすべての水回りに加えて壁や床の傾きを専用器具で測定するのが主な流れです。

家の大きさによるものの、ほとんどの物件で2〜3時間で調査が終わります。住居内のさまざまな箇所に出入りするため、家を全体的に整理整頓しておくのが賢明です。

報告書の受け取り・費用の支払い

最後に、報告書を受け取り、ホームインスペクションの費用の支払いが終わると完了です。報告書は、チェックシートと現場の写真を用いてわかりやすくまとめられています。

万が一、不具合や欠陥があれば、修繕の相談も可能です。もし気になる点があれば、問い合わせを行いましょう。

ホームインスペクションを利用する際の注意点

ホームインスペクションを利用する際の注意点は以下の2つです。

以下でそれぞれ詳しく解説します。

費用は売主・買主どちらも負担する可能性がある

ホームインスペクションは、住宅購入・売却の際に実施されることが多いです。ほかにも、新築住宅の引き渡し前や、中古住宅の購入時・リフォーム後にも実施することがあります。ホームインスペクションの費用負担に決まりはなく、売主・買主のどちらにも支払う可能性が考えられます。

ホームインスペクションは、欠陥住宅のリスクから買主を守るためのものという意味合いがあるため、一般的には、買主が負担することが多いでしょう。また、売主が売却を有利に進めるために、売り出し前にホームインスペクションを実施するケースもあり、その場合には売主あるいは不動産会社が費用を負担します。

オプション調査の有無によって費用が変わる

ホームインスペクションを実施するにあたって、オプション調査を追加すると費用が変わります。オプションは、標準の調査よりも広い範囲での調査が可能です。

住宅の大きな問題となる欠陥や不具合は、オプションの範囲となる床下や屋根裏から発見されることも少なくありません。特に築年数が経過している物件は、思わぬ欠陥が見つかる可能性があります。

コストが高くなっても、より安心して住宅の売却を行いたい場合には、オプションを追加するのがおすすめです。

ホームインスペクションのメリット・デメリット

ここからは、ホームインスペクションのメリット・デメリットを紹介します。

項目詳細
メリット・物件の状況が明確になる
・買い手に安心感を与えられる
・瑕疵担保保険の付保ができる
デメリット・調査費用がかかる
・売却時には不利になることもある
・全ての瑕疵を見つけられない可能性がある

メリット

ここからは、ホームインスペクションのメリットを、3つにまとめて解説します。

物件の状況が明確になる

物件の状況が明確になることは、ホームインスペクションのメリットの1つです。ホームインスペクションでは調査員が物件の実地調査を行うため、不具合や欠陥の箇所が明らかになります。

特に、床下といった普段の生活では目につかない箇所は、ホームインスペクションを行わなければ不具合や欠陥を見つけることは困難です。

もし、売却後に物件の不具合や欠陥が見つかると買い手とトラブルになるため、ホームインスペクションを実施して物件の状況が明確になれば安心して販売ができます。

買い手に安心感を与えられる

買い手に安心感を与えられることも、ホームインスペクションのメリットの1つです。ホームインスペクションの実施に加えて報告書の内容を提示すると、買い手は物件の現状を把握できるため、安心感が増します。

中古物件の販売でホームインスペクションの実施は義務ではなりません。ただし、物件に瑕疵があれば、売り手は買い手に告知義務があります。

そのため、ホームインスペクションの実施をすれば、買い手に安心して物件を購入してもらいやすくなるのです。

瑕疵担保保険の付保ができる

瑕疵担保保険の付保ができることも、ホームインスペクションのメリットの1つです。瑕疵担保保険とは物件の引き渡し後に、欠陥が見つかった際に損害を補償する保険を指します。

物件に瑕疵担保保険が付保できれば物件情報に記載できるため、より多く買い手に関心を寄せてもらいやすくなります。

ただし、瑕疵担保保険を付保するには、ホームインスペクションを実施して合格することが不可欠である点に注意が必要です。

デメリット

つづいて、ホームインスペクションのデメリットを、3つにまとめて紹介します。

調査費用がかかる

調査費用がかかることは、ホームインスペクションのデメリットの1つです。専門家が実施するため、ホームインスペクションの実施に調査費用は欠かせません。

前述したとおり、業者や物件の広さによりかわるものの、ホームインスペクションの実施には5〜10万円ほど費用がかかります。

5〜10万円ほどの金額があれば、網戸の交換といった修理ができることに加えて、ハウスクリーニング代の足しになりえるのです。

ホームインスペクションの調査費用は安価ではないため、実施すべきか悩みやすいのも確かです。

売却には不利になることもある

売却には不利になる可能性があることも、ホームインスペクションのデメリットの1つです。ホームインスペクションを実施して、不具合や欠陥が見つかれば売り手への告知は避けられません。

不具合や欠陥のある注文住宅の購入を避ける人がいることも確かであるため、買い手がつきづらくなります。

そのため、不具合や欠陥を修理や修繕するために、さらに費用がかさむことも考えられるのです。

全ての瑕疵を見つけられない可能性がある

全ての瑕疵を見つけられない可能性があることも、調査費用がかかることは、ホームインスペクションのデメリットの1つです。

ホームインスペクションでは屋根裏の内部や屋根上の調査はオプションである業者が数多くあります。

追加費用がかかるため、基本プランでホームインスペクションを実施すると、全ての瑕疵を見つけられない可能性があるのです。

ホームインスペクションでは屋根の上から床下までの調査を依頼すると高額な費用になることが多い一方で、全箇所の調査を依頼しなければ、全ての瑕疵を見つけられないといったジレンマがあります。

横浜市の不動産売却ならベンハウスがおすすめ

出典元:ベンハウス
スクロールできます
項目詳細
会社名株式会社ベンハウス
会社住所神奈川県横浜市西区楠町10-1
創業年数1993年6月
公式サイトhttps://www.benhouse.com/sale/

株式会社ベンハウスは1993年に設立した不動産会社です。横浜市に本社を置き、川崎に支店を構えています。ベンハウスには、不動産に関する資格保持者が多数在籍し、必要な税務や関連知識が豊富なスタッフが売却のサポートをしてくれます。

横浜市周辺に強い地元密着30年の安心と信頼のサービスを提供してくれるため、独自の知識やノウハウを提供してくれるでしょう。売却のサポート・アフターメンテナンスが充実しているため、横浜周辺の方は一度相談してみるのがおすすめです。

まとめ

ホームインスペクションは戸建てかマンションかによってそれぞれ費用が変わります。内覧会同行サービスは、一般的な実施費用とほとんど変わらないでしょう。

ホームインスペクションは強制ではありませんが、実施することで、売り手と買い手の双方が安心して住宅を売買できるはずです。メリットとデメリットの両方を把握し、ホームインスペクションを実施するかどうか判断しましょう。

本記事があなたのお役に立てれば幸いです。

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