「離婚して不動産を売却する際にはどんな方法がある?」
「離婚時の不動産売却はいつすべき?」
離婚時に不動産を売却しようと考えているが、なにから始めたらいいのかわからないという方もいるでしょう。離婚時に不動産を売却する方法としては4つの方法があります。
状況によってどの方法を選ぶべきかは異なります。スムーズな売却を実現するため、トラブルのない売却を実現するためには、4つの方法をしっかりと理解した上で選択すること重要です。
そこで本記事では、離婚時に不動産を売却する4つの方法を解説します。あわせて、離婚時の不動産売却のメリット・デメリットや離婚時の不動産売却のタイミングについても解説しています。
状況にあった不動産売却の方法をみつけて、新たな生活へ進むための参考にしてください。
離婚時に不動産を売却する方法
離婚時に不動産を売却する方法は以下の4つがあります。
それぞれの売却方法の特徴を簡単に紹介していきます。
仲介による売却
仲介による売却方法とは不動産会社に売却を依頼して、不動産会社が買主を探し、売買契約の締結を代行する方法です。売却活動を専門家に任せることで、手間や時間を省けます。
不動産売却といえば、仲介による売却を指すことが一般的です。仲介による売却は少なくとも売却が完了するまで3ヶ月程度かかります。状況によっては、想定よりも高く売却することが可能です。
任意売却
任意売却とは住宅ローンの支払いが困難になった場合に、債権者(住宅ローンを借りている金融機関)の同意を得て、一般市場で不動産を売却することです。
任意売却は手間と時間がかかるため、早めに行動することが大切です。仲介手数料や弁護士費用などがかかりますが、売却代金で住宅ローンを完済できる可能性があります。
買取売却
買取売却とは、売却予定の不動産を不動産会社が直接買い取る方法です。売却活動をすることなく売却できるため、手間や時間を省けます。
すぐに現金化できますが、売却価格が仲介による売却よりも低くなる可能性があります。とにかく早く不動産を売却したいという方に向いている方法です。
リースバックによる売却
リースバックとは、不動産を売却して、売却先から賃貸借契約を結ぶことで売却後もそのまま住み続けられる仕組みです。不動産を売却することで、まとまった資金を手に入れられ、売却後もそのまま住み続けられます。
住宅ローンの返済はなくなりますが、家賃を払い続ける必要があります。また、仲介による売却と比べると、売却価格が下がる可能性があるため注意が必要です。
離婚時の不動産売却のメリットとデメリット
離婚時の不動産売却は、以下のメリットとデメリットをよく検討したうえで、最適な方法を選ぶことが大切です。
離婚時に不動産売却するメリット
離婚時に不動産売却するメリットとしては以下の3つが挙げられます。
- 新たな生活の資金になる
- 面倒なやり取りが不要になる
- 公平な財産分与が可能になる
不動産を売却した売却代金は、新たな生活の資金にできます。例えば、新たな住まいの購入費用や、生活費に充てることが可能です。
また、面倒なやり取りが不要になることも大きなメリットになります。離婚後も不動産を共有することになれば、固定資産税や修繕費などの負担を分担する必要があります。さらに、住宅ローンの返済も必要です。不動産を売却すれば、これらの面倒なやり取りが不要になります。
最も大きなメリットは、公平な財産分与が可能になることです。結婚後に購入した不動産は夫婦の共有財産のため、離婚の際は財産分与の対象になります。不動産を売却すれば、売却代金を財産分与の際に分割しやすくなるでしょう。
離婚時に不動産売却するデメリット
離婚時に不動産売却するデメリットとしては以下の2つが挙げられます。
- 住み慣れた家を手放さなくてはいけない
- ローンの残債を払い続ける必要がある
離婚時に不動産を売却する場合は、住み慣れた家を手放さなければなりません。そのため、新たな住まいを探す手間や費用がかかります。
また、住宅ローンの残債が売却金額を上回る場合は、ローンの残債を払い続けなくてはなりません。売却した不動産のローンが新生活を圧迫する可能性があります。
離婚時に不動産売却する際に住宅ローン残債がある場合
離婚時に不動産売却する際に住宅ローン残債がある場合、以下の3つの方法があります。
- 売却代金で住宅ローンを完済する
- 片方が住宅ローンの残債を負担する
- 任意売却する
売却代金で住宅ローンを完済できる場合は、手続きが最もシンプルであり、新たな借金や負担が発生しません。しかし、売却代金が住宅ローンより少ない場合は、自己資金で補う必要があります。
不動産売却をする際には、住宅ローンの残高を確認した上で売却価格を決めることが重要です。依頼先の不動産会社と相談しながら売却活動をしましょう。
売却代金で住宅ローンを完済できない場合は、片方のローン負担が必要です。住宅ローンの残債を負担する側が、ローンの返済責任を負うことになります。
また、任意売却という方法もあります。任意売却は一般市場で売却するため、競売よりも高値で売却できる可能性があります。そのため、売却代金で住宅ローンを完済できる可能性が高まるでしょう。
離婚時の不動産売却のタイミング
離婚時の不動産売却のタイミングは、離婚前と離婚後の2つが考えられます。それぞれのタイミングのメリットを紹介するため、参考にしてください。
離婚前に不動産売却するメリット
離婚前に不動産を売却するメリットは、売却価格や売却方法などの話し合いをスムーズに進められることです。これらの話し合いを離婚前に済ませておけば、離婚後の生活に集中しやすくなります。
また、不動産の売却代金は財産分与の対象となります。そのため、離婚前に不動産を売却しておけば、売却代金を財産分与の際に分割しやすくなるでしょう。
離婚後に不動産売却するメリット
離婚後に不動産を売却するメリットは、価格を下げても早く売却できる可能性があることです。
離婚後に不動産を売却する場合は、離婚の財産分与が完了した後になります。売却代金の分配は、夫婦で2分の1ずつです。また、売却代金で住宅ローンを完済できる可能性があります。
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項目 | 詳細 |
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会社住所 | 神奈川県横浜市西区楠町10-1 |
創業年数 | 1993年6月 |
公式サイト | https://www.benhouse.com/sale/ |
ベンハウスは、神奈川県横浜市に本社を置く不動産会社です。横浜市周辺の不動産売却に強みを持ち、豊富な実績とノウハウを有しています。
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まとめ
本記事では、離婚時に不動産を売却する4つの方法を解説してきました。離婚時の不動産売却をスムーズに成功させるには、専門知識を持った不動産会社に相談することをおすすめします。
不動産売却についてまだ分らないことがある方は、一度ベンハウスへ相談してください。手厚いサポートで、不動産売却を成功させてくれるでしょう。
本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。