「不動産売却で起こりやすいトラブルにはどんなものがあるの?」
「トラブルに遭った場合はどうしたらいいんだろう…」
双方の勘違いなどから取引の中でも比較的トラブルが発生しやすい不動産売却。実際にトラブルに合わないためにも、どのようなトラブルが起こりやすいのか知っておく必要があるでしょう。
そこで本記事では、本当にあった不動産売却のトラブル5選から、トラブルを避けるための対策を紹介します。被害に巻き込まれないためにも本記事を参考に対策しておきましょう。
また、横浜市で不動産売却を検討している方は、以下のページでおすすめの不動産会社を紹介しています。合わせてチェックしてみてください。
本当にあった不動産売却のトラブル5選
インターネット上には不動産売却トラブルに関する口コミが多く寄せられています。まずは実際にあった以下5つのトラブルを見ていきましょう。
それぞれ解説します。
業者のミスで全く違う物件の写真を掲載された…
親が不動産売却をするのに地場の大手不動産業者に預けたんだけど業者のミスで詳細写真を全く違う物件(ごみ屋敷)の写真を掲載していたらしく、以前撮った部屋の写真データも埋もれて見つからないとのことでわたし不在中に親と部屋の写真を撮ったらしい
親は大人な対応をしたらしいけど1本電話してやりたい
引用元:X
こちらは不動産売却を行う仲介会社が誤って違う写真を情報サイトに掲載してしまったケースです。
上記の場合、まったく違う写真を掲載してしまっていたようなので、最悪の場合には詐欺罪にまで発展していた恐れがあります。幸い、売却前に気づけたようなので問題はなかったようですが、後悔する情報には細心の注意を払いたいものです。
ご高齢者は悪質な営業に注意
ご高齢の方の不動産売却トラブル! 患者さんが不動産業者と電話
マンションを売却しないか?との事
断っても何度も電話がくる、下に見る言動、いきなり自宅に来て家を見せてほしいと言ってくる… 悪質な業者もいるようで、一人暮らし、家族と疎遠、認知力の低下などあれば注意ですね
引用元:X
こちらはご高齢者を狙った悪徳な不動産営業に関数トラブル。特に認知症などの症状を患っている方は、契約内容を覚えておらず、不利な取引をさせられてしまうことがあります。
上記のような方を狙った悪徳な営業は現在も増えており、消費者庁からも注意喚起がされているため、気をつけなければなりません。
査定額って表現はやめて欲しい…
不動産売却の「査定額」って表現やめた方がいい気がする
中古車やブランド品を買い取ってもらうときの「査定額」と同じだと思ってる人多いから 不動産屋さんもきちんと説明しているんだろうけど、一般の人はみんな自分に都合の良い解釈しかしないからな
だからトラブルになる
引用元:X
こちらは不動産売却において最も多いトラブルの一つであると言えるでしょう。
不動産売却における査定額とは、税金や仲介手数料などを差し引く前の金額です。そのため売却契約が締結した後、手元に残るお金は査定額よりも少なくなることを念頭においておかなければなりません。
引き渡し後のトラブル
ガス設備の点検をしたところ、個別湯沸かし器の動作が不安定でした。 引き渡し後に給湯器やガスコンロが壊れていて使えなかったというケースは、まれにあります。
引用元:X
引き渡し後のトラブルも多くあります。こちらの方は不動産を購入した際に湯、沸かし器の動作が不安定で売主の方と多少トラブルになってしまったようです。
最近は空き家問題の観点から、古い物件が多く市場に出回るようになっています。物件を売却する際にはトラブルのないように必ず、住居の動作チェックを忘れてはなりません。
確定申告までを考えていなかった…
このままいくと全部の合計の税金が1,000万円を超える感じになりそうなんだが、ホンマか? 何かの計算ミスであってくれ… 不動産売却益の税金も加わるので一定程度仕方無いが… それにしても、この税額は引くわ… 流石に国からこれだけの便益を貰っていない気がするんだけど…
引用元:X
不動産を売却した際の利益は、必ず確定申告をしなければなりません。上記の方は税金を支払うことまで計算に入っておらず、非常に損をした気分になってしまったようです。
ここまで紹介した通り、不動産売却には多種多様なトラブルが存在します。そのため、売却前の物件チェックや確定申告など、基礎知識を身につけることは非常に重要であると言えるでしょう。
【タイミング別】不動産売却で多いトラブル
ここからは、不動産売却で多いトラブルをタイミング別に紹介していきます。
トラブルが起こるタイミングと内容を把握してトラブルに合わないように対策しましょう。
売却前
まずは、売却前に起こりやすいトラブルを紹介します。
売却前では、土地の境界確定での隣人トラブルや建築法規に関するトラブルが多く起こりやすいでしょう。
たとえば、昔の住宅でブロック塀を境界の真ん中に設置し境界を可視化する設計をしていたケースがあります。そうなるとどちらがブロック塀の所有者か判断ができずトラブルの原因になります。
境界トラブルでは、双方が納得できる書類や話し合いで解決が必要です。売却前のトラブルを避けるためには、売却前にできる限り隣人と話し合いをしておきましょう。
手続き中
特に仲介手数料の額や契約内容についてのトラブルが頻繁に起こります。
たとえば、法律に基づき仲介手数料は上限『売買価格✕3%+6万円+消費税』とされていますが、契約後に値下げ交渉するなどがトラブルに繋がる原因としてあります。
また、仲介手数料の支払いタイミングも事前に双方が理解・把握していないとトラブルに発展してしまうことが多くあるのが実際です。。売買契約成立後に解約となった取引でも、一度契約が成立しているため、仲介手数料支払い義務が発生する場合があります。
手続き中に不動産会社とトラブルにならないためにも、事前に取り決めや契約書等による合意をしておきましょう。
売却後
最後は、売却後に起こりやすいトラブルを紹介します。
売却後は買主とのトラブルが起こりやすい傾向にあります。売主は買主に対して物件の保証をする『瑕疵担保責任』があります。
瑕疵担保責任とは、民法改正に伴い『契約不適合責任』という表現に変わっていますが、
「引き渡された目的物がその種類、品質又は数量に関して契約の内容に適合しているか否かが問題」
引用元:一般財団法人住宅金融普及協会
と制定されている、売主に対する買主保護の目的で制定されている法律になります。
そのため、契約内容に適合しない欠陥などが発見された場合、売主は買主に対して売却後であっても責任を追わなければなりません。
契約不適合責任は引き渡しから十年後まで責任追及されてしまう可能性があるため、必ず売買契約を結ぶ際に、双方合意の元『引き渡しから特定年月のみ責任を負う』と明記しておきましょう。
上記のような対策を講じることでトラブルを回避できるでしょう。
不動産売却でのトラブルを避けるための対策
不動産売却でのトラブルを避けるためにできる対策として以下の2つがあります。
それぞれの対策方法を実践してトラブルなく不動産売却を成功させましょう。
瑕疵担保責任(契約不適合責任)への理解
1つ目は、瑕疵担保責任(契約不適合責任)についての理解を深めておきましょう。
瑕疵担保責任は2020年4月改正法で契約不適合責任と名称と内容が大幅改正されており、売主が負うべき責任範囲も大幅に広がっています。
そのため、物件の瑕疵や欠損・破損に関して事前に買主へ説明と同意を終えた状態で、売却物件の状態が契約内容に則するような売買契約を結びましょう。
双方同意があることでトラブルへの発展は避けられるでしょう。また、専門的内容になるため、必ず不動産会社へ相談してください。
売買契約書を詳細までチェック
2つ目は、売買契約書を詳細にチェックしておきましょう。
契約書は文字も小さく、何枚もページがあるため読むのが大変で大枠のみの理解で合意してしまいがちです。
しかし、曖昧な状態での合意は双方に利益のないトラブルへ発展してしまいます。売主・仲介業者・買主の3者間で違和感や理解できていない点がないか確認しあった上で売却契約を完了させましょう。
また、全てを理解できない場合や大変だと感じる場合は、契約解除に関する事項だけでもかならずチェックしておきましょう。そうすることで売却がなかったことになるトラブルが避けられるでしょう。
【トラブル回避】安心した売却ができる不動産会社の選び方
ここからは、安心して売却を依頼できる不動産会社を選ぶための注目すべきポイントを紹介していきます。紹介するポイントは以下の3つです。
一つひとつチェックして、トラブルに巻き込まれず安心できる不動産会社を探しましょう。
行政処分情報をチェック
不動産会社選びのポイント1つ目は、行政処分情報のチェックです。
不動産会社が過去に行政処分を受けているかどうかは事前にチェックできます。チェックするためには、各都道府券県の不動産業を担当する部署や国土交通省の地方整備局で確認できます。
しかし、一概に行政処分を受けていても、改善している場合もあり必ず問題のある不動産会社とは断定できません。
そのため、直近の行政処分情報をチェックしましょう。
営業担当者の対応力
不動産会社選びのポイント2つ目は、営業担当者の対応力があるかどうかです。
会社規模や実績だけではわからないのが、担当者の質や相性です。不安な内容でも信頼して任せられるかどうかや、親身になって相談できるかが重要になります。
机上査定してくれた人がそのまま担当者になるケースがほとんどです。まずは机上査定時の対応力や相性をチェックしてみましょう。
口コミをチェック
不動産会社選びポイント3つ目は、口コミのチェックです。
口コミは実際に利用した利用者の生の声が反映されている場所になります。
そのため、悪い点と良い点の両方が見られます。また、トラブルが多い不動産会社の口コミには、同様の内容が多く見受けられるため、事前にトラブルを避けられるでしょう。
横浜市で不動産を安心して売却するなら『ベンハウス』がおすすめ
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 株式会社ベンハウス |
会社住所 | 神奈川県横浜市西区楠町10-1 |
創業年数 | 1993年6月 |
公式サイト | https://www.benhouse.com/sale/ |
ここまで不動産売却におけるトラブルや対策を多数紹介してきました。
しかし、そもそも最優先すべきは『トラブルに遭遇しないこと』です。そこでおすすめなのが横浜市に拠点を置くベンハウスという不動産会社です。
ベンハウスは横浜市で30年以上にわたり不動産業に携わってきた地域密着スタイルの不動産会社で、独自の不動産ネットワークを活かした営業や交渉で不動産売却を成功に導いてくれます。また、ファイナンシャルプランナーも在籍しており、難しい問題や疑問にも対応してもらえるのも魅力です。
依頼者に寄り添った経営で地域からの定評もあるベンハウスであれば、トラブルを避けて不動産売却を進められるでしょう。
不動産売却に関して少しでも悩んでいる方は一度相談してみましょう。
また、以下の記事ではベンハウスの会社の特徴や口コミ、売却事例などをさらに詳しく解説していますので、気になる方はぜひ一度チェックしてみてください。
まとめ
今回は、不動産売却でよくあるトラブルと対処法について紹介してきました。
不動産売却でよくあるトラブルとしては『隣人トラブル』『不動産会社とのトラブル』『買主とのトラブル』があり、トラブルを避けるための対処法は以下の2つを紹介しました。
- 瑕疵担保責任(契約不適合責任)への理解
- 売買契約書を詳細までチェック
また、トラブルを避け安心して依頼できる不動産会社を選ぶためのポイントとしては以下の3つに注目して不動産会社を選びましょう。
- 行政処分情報をチェック
- 営業担当者の対応力
- 口コミをチェック
不動産売却は人生の中で大きな金額が動く場面でもあります。トラブルを避けた取引ができるように対策しておきましょう。
本記事が少しでもあなたの助力になれば幸いです。